LSGMシリーズは、LEDスピードガンシステムの表示器に屋外向けフルカラーLEDマトリクスを使用した、安価で高輝度なスポーツ支援システムです。

特徴

主に野球での利用を想定し、北米製スピードガン(SR3600/SR3800 Pro)を使用し、バックヤードから投手の投球を測定します。

測定した投球は有線でスピードガンメーターに送信され、スピードガンメーター内で単位を自動的に変換し、数値を表示します。

高校野球部の依頼で開発したもので、投球速度の成長をデジタルに測れるだけでなく、測定慣れしていない生徒たちが試合中に動揺してしまうのを防ぐことが期待されています。

現在は、対応するスピードガンを、SR3600およびSR3800Proのみとしていますが、他の機種に対応するようカスタムも承っております。[1]Bluetoothもしくはシリアル信号で、球速が出力されているものに限ります。不明な場合はお問い合わせください

屋外で視認できる

高輝度なLEDマトリクス(10mm間隔フルカラー)を使用しており、日中の屋外でも十分に視認できます。

設置場所が自由

スピードガンメーターの筐体は防錆加工されており、VESA規格に準拠した止めネジと市販のディスプレイアーム、および1/4インチネジによって市販のカメラスタンドで固定することができます。

PCもしくはスマートフォンで操作

スピードガンメーターにPCもしくはスマートフォンで接続し、ブラウザから設定値の変更ができます。

  • 表示する値
  • 表示する文字のレイアウトとフォント
  • 初期表示画面
  • 表示する速度単位 (フィート/メートル)
  • 設置角度(投球に対するスピードガンの設置角度)
  • 速度表示上限/下限(km/h単位)

仕様

LED数/色64×48ドット(10mmピッチ) フルカラー
寸法64x48cm(表示器本体のみ スタンド等含まず)
重量11kg
桁数3~4桁(設定で変更可能)
通信RS-232C(D-Sub,RJ-45) WiFi(アクセスポイント)
オプション固定アーム、スピードガン用スタンド、接続用LANケーブル

採用事例

群馬県の前橋育英高校のご依頼で、LMCMを使用したLEDマトリクスモデルを開発し、納品いたしました。

部員を場慣れさせる効果はもちろん、他校を練習試合に招待する際のセールスポイントとしても活躍しています。

愛知産業大学 硬式野球部様での設置例

カスタマイズ承ります

当方開発の制御回路LMCMは、LinuxOSを搭載し、最大192×128ドットのフルカラーLEDマトリクスを60fps(内部120fps)で表示することができます。

SR3600/3800Pro以外のスピードガンへの対応、スピードガンメーター以外の用途への転用の提案、灯数を増やしたモデルなど、開発依頼も承っております。

References

References
1 Bluetoothもしくはシリアル信号で、球速が出力されているものに限ります。不明な場合はお問い合わせください